薄毛の運命(さだめ)

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薄毛の運命

 自分が抱えている髪の悩み。それは、薄毛である。それは、20代の前半から始まっていた。それどころか10代半ばからその兆候は見えていた。それは何かというと、髪の毛が抜けやすい。面白い程抜けやすい。あんまり抜けすぎるので、中学時代にクラスのやつが面白がって毎日2〜3本髪の毛を抜いてた。そいつを今でも恨んでる。

 自分の薄毛の原因。それは一言で言えば”遺伝”である。本当にそれに尽きる。父方母方両方の祖父の影響である。とくに母方の祖父なんかは6〜70歳の頃にはすでに全滅していた。まさに自分は薄毛になるべく生まれてきたのだ。生まれた時から運命は決まっていたのだ。

 他にも困ったことといえば、髪の毛が柔らかく、寝癖になりやすい。寝癖にならない日などないくらい寝癖になる。ドライヤーで乾かせてもなる。そのくせ体毛は濃いし際限なく生えてくる。「生えてくるな」と念じてもしつこく生えてくる。なんなんだ。

 あるとき思い切って、AGAのクリニック行って薬を服用した。即効性はないが、1〜2ヶ月と使っていくと、少しずつ毛が生えてくる。ちょっと嬉しくなった。そういうところって効き目なかったりとかの話もあるから嘘じゃなかったことがわかって良かった。

 ただ値段がめちゃくちゃ高い。1ヶ月で2〜3万はかかると言われた。それくらいかかるのは説明で聞いていたがやっぱり地味にキツい。

 そして薬を貰うのをやめた。そしたらやっぱり薄毛が復活した。1ヶ月に2〜3万もの大金を払うのがバカらしくなった。ただそれだけ。2〜3万もあれば美味しいもの食べたり贅沢できる。ゲームだって漫画だって買えるのだ。日帰りの旅行もできるかもしれない。しかも全然そういった薬を必要としない人だっているのだ。それなのに、月にそんなぼちぼち痛い出費を重ねると虚しくなる。そこまで髪の毛を延命させるのに意味はあるのか?なんで苦労して得た金を薄毛に生まれただけで費やさねばならないのか?

 薄毛なんかよりもっと別のことに金を使いたい。いいじゃないか別に明日をもしれぬ身でもないし。(まぁ、もしそうだったら治療の為に金を使う)

 だから別にいいんだ。毛が薄くても。そうだ!人間の価値を薄毛だけで決められてたまるか!そんな気持ちで生きて行こう。